goenvでGoをセットアップする

goenvでGoをセットアップする
目次

今の所、プログラミング言語 Go1.x 系のバージョンが最新なわけですが、 非公式ながら Go2 の話も盛り上がっているので、 そろそろ真面目にバージョン管理するか、と、 goenv に手を出しました。

goenvとは

1つのマシン上で Go を複数バージョン管理するのに役立つツールです。

Pythonであれば pyenv、 Rubyであれば rbenv など、 大抵の言語に同様のツールがあります。

あげく、全部の言語入りの anyenv なんてものも存在します。

今回は Go を管理できれば良いので、 goenv を使います。

環境情報

今回は以下の環境でのセットアップを想定して書いています。

  • MacOS X
  • Homebrew インストール済み

設定手順

goenvのインストール

goenv をインストールします。 Homebrew を使えばすぐできます。

1brew install goenv

設定ファイルの編集

Bash使いであれば、 ~/.bash_profile 、 Zsh使いであれば $ZDOTDIR/.zprofile に以下を記載します。

1export GOENV_ROOT="$HOME/.goenv"
2export PATH="$GOENV_ROOT/bin:$PATH"
3
4eval "$(goenv init --no-rehash -)"

ファイルを保存後、 source コマンドで設定ファイルを再読込するか、新規のターミナルを立ち上げ直せば、 環境変数を export できます。

Goのインストール

次に Go をインストールします。今回は 1.10.1 をインストールします。 これによって、 使用可能なバージョンに 1.10.1 を追加できます。

1goenv install 1.10.1

任意のディレクトリ配下の Go のバージョンを先程インストールした 1.10.1 に変更します。

1cd hoge
2go local 1.10.1

変更されているかを go version コマンドで確認します。

1go version
2
3> go version go1.10.1 darwin/amd64

1.10.1 になっていますね。